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2012年11月

水ぼうそうが増えています

最近、水ぼうそうの患者さんが増えています。
水ぼうそうは、1歳以下の赤ちゃん(0か月でも)もかかりやすい感染症です。発熱したり、発疹がたくさん出て、痕が残ることがありますし、いつかかるかわかりません。楽しみにしていたイベントに参加出来なくなったり、重い合併症を伴うかもしれません。ワクチンで防げますし、症状が軽く済みます。

ワクチンは、1歳からです。当院では、1歳児の74%のお子さんにワクチンを接種してもらっています。次の赤ちゃんが生まれる前に、お兄ちゃん、お姉ちゃんはぜひワクチンを受けておいて下さい。

ただ、おたふくかぜと比べてワクチンを接種してもかかってしまう割合が高い(水ぼうそう患者さんの3%にワクチン接種歴がありました)ので、MRワクチンと同じように2回接種が薦められています。

http://www.know-vpd.jp/dl/schedule_age7.pdf
http://www.jpeds.or.jp/saisin/saisin_110427_1.pdf