院長コラム Feed

花粉情報

今年の花粉症は軽い、と思っていらっしゃる方多いのではないでしょうか。今年は多いと言われながら、???と言う感じですが、坂口耳鼻咽喉科・坂口先生の観察データでは、

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例年通り、スギ花粉は2月中旬から飛んではいるのですが、今のところ非常に少ないようです。坂口先生に伺いますと、次に暖かくなったときに一気に飛び出すのではないか、とのことでした。症状の強い方は今から対策をとってください。

田辺市医師会 花粉症情報 をご参照ください。

http://tanabeshi-ishikai.org/kafun-2

聴診器をかえました

新しい聴診器に替えました。

可愛らしい顔が描かれています。ZellMedというブランドでドイツ製の聴診器です。

受診の時にみてください。

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赤ちゃん用と大きなお子さん用です。今まで黒かグレーの聴診器しか持っていなかったのですが、初めての黄と赤です。これで少しでも恐怖感が和らげることが出来れば良いのですが。

結核について

和歌山県の平成23年の新規結核患者さんは234人(人口10万人あたり23.5人)で、全国ワースト3位でした。

平成22年と比較して、26人増えています。0〜20歳台でも7人が結核を発病しています。

決して、遠い存在ではないのですね。

高齢者では、咳、痰の症状がなくても、全身衰弱、食欲不振、体重減少などの症状だけのことがあります。

若年者も、2週間以上の咳が続いている場合は、医療機関を受診してください。

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ヘルパンギーナ

今週からヘルパンギーナが増えてきています。

ヘルパンギーナは、毎年6〜7月を中心に流行するウイルス性疾患で、「突然の発熱」「ノドの奥の口内炎」を来すウイルス性咽頭炎で、この症状により診断しています。2〜4日で回復しますが、時にノドの痛みのため食べたり飲んだり出来なくなることがありますし、髄膜炎を起こすこともあります。前にかかったことがある方もいらっしゃると思いますが、何回か(毎年)かかるお子さんもいらっしゃいます。それは、原因ウイルスが1つではないからです。2012年の大阪府内の調査(※)では、CA(コクサッキーウイルスA)5種を含めて、実に10種類ものウイルスが見つかりました。それで1年に2回以上かかることもあるわけですね。

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ウイルスは症状が回復した後も長期に便中に排泄されますし、中には軽症あるいは無症状のこともあることから、症状のあるお子さんのみを隔離しても、流行を止める効果は期待できないと言われています。お子さん本人の状態が回復すれば(解熱して食事がとれている)、登校登園可と考えられています。

ちなみに、上記の報告(※)では手足口病も4種類のウイルスが見つかっていますので、何回かかかるのですね。

※大阪府立公衛研所報 第51号 大阪府におけるエンテロウイルスの検出状況と分子疫学的解析

院内拭き取り調査

院内の細菌汚染状況を調査しました。

29か所を調べて、黄色ブドウ球菌が2か所から検出されました。

・処置室作業台においている医療廃棄物のフタの裏

・殺菌灯使用前のスリッパの裏

イス、ソファ、ドアノブ、殺菌灯使用後のスリッパ、人形、本などからは検出されませんでした。またMRSA(耐性ブドウ球菌)は検出されませんでした。

病院勤務時代は、MRSAをよく見ましたが、こちらへ来てからは、お子さんの鼻腔培養でもほとんど見ることはありません。ありがたいことです。

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