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2013年7月

HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)

これからワクチン接種をする予定だった方には大変ショッキングな報道がなされました。今のところ、接種効果よりも副反応が注目され報道されています。

HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)は、現在積極的な接種勧奨は控える措置がとられ、子宮頸がん征圧から一歩後退している状況です。

6月13日にWHO(世界保健機関)が、発表したワクチンの安全性についての声明の日本語訳が公開されましたので、ご紹介します。

http://smap-leap.jp/upload/00000040.pdf

世界各国で1億7000万回(日本では800万回)が接種されてきましたが、ワクチンの安全性には問題がないとの結論です。今回、報告された複合性局所疼痛症候群(CRPS)とワクチンとの因果関係は明らかでないということですね。